体に効く食薬ごはん 2月『八朔(はっさく)』
2026年2月28日(土)
八朔が旬を迎えました。
冬の終わりから早春にかけて出回る八朔は、甘みとほろ苦さが調和した味わいが魅力の柑橘です。
冬の終わりから早春にかけて出回る八朔は、甘みとほろ苦さが調和した味わいが魅力の柑橘です。
効果・効能
ビタミンCを豊富に含み、抗酸化成分とともに皮膚や粘膜を健やかに保つ働きが期待できます。
特に薄皮ごと食べることで、食物繊維や栄養成分をより効率よく摂ることができます。
また、ほどよい酸味に含まれるクエン酸は、疲労感が気になるときの食養生にも適しています。
春に多く出回る柑橘類は、その爽やかな香りによって気の巡りを整え、気分の停滞やストレスをやわらげるといわれています。
さらに酸味は、春先に負担を受けやすい「肝」の働きを助け、体を内側からいきいきと整えてくれます。
食べ方・使い方
花粉が気になる季節におすすめしたいのが、余分なものの排出を促し、すっきりと整える一皿です。
【八朔と大根のデトックスサラダ】大根はスライサーで薄切り、または細切りにして、軽く塩もみし、水気をしっかり絞ります。
薄皮を取り除いた八朔を一口大にほぐし、 大根と合わせ、塩・胡椒・オリーブオイルで和えれば、
さっぱりとした養生サラダになります。
さらに、塩もみした大根に帆立の缶詰と少量のマヨネーズを加え、最後に八朔をさっくり混ぜるアレンジもおすすめです。
コクが加わりつつ後味は爽やかで、美肌づくりを意識したい時期にもぴったりの一品になります。
春の体は「巡り」が鍵。
旬の八朔を上手に取り入れて、軽やかに季節を迎えましょう。

井澤 由美子
料理家。調理師、国際中医薬膳師、国際中医師
NHKカルチャー薬膳講師
旬の食材の効能と素材の味を生かした
シンプルな料理に定評がある。
醗酵食レシピの開発はライフワーク、薬膳に造詣が深い。
レモン塩、乳酸キャベツブームなどの
火付け役としても知られています。
NHK「きょうの料理」「あさイチ」「趣味どきっ!」「ライフ」などの料理番組他、企業CM、商品開発、雑誌、カタログ、イベント、書籍、発酵レストランなどのプロデュースを手掛ける。
link:【食薬ごはん】
Instagram:【yumiko_izawa(井澤由美子)】