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**体に効く食薬ごはん**
5月「雨季の食養生」

2020年5月30日(土)

湿気が多くなる梅雨は体内に水が溜まる『水滞(すいたい)』と言う症状が出やすくなります。
雨が降ると何となく体が重く疲れやすい、頭痛がするなど不調が起こりやすい方は、体に湿気が溜まりやすい水滞タイプかもしれません。
その他、足がむくみやすい、関節が腫れる、胃腸の調子が悪くなる方も同じです。
普段から、水分の摂り過ぎに気をつけ、冷たいものは出来るだけ避けるようにします。
水は常に常温にし、ゆっくりと喉を湿らすように飲みましよう。
脂っこいもの、甘すぎるものも控えます。
利尿作用がある食材、発汗作用がある食材などを上手く組み合わせて、日々の食事に取り入れていきましょう。

雨季のお勧めの食材

◇良質なタンパク質の食材
 肉・魚・大豆類

◇湿気を取り、利尿作用・デトックス効果のある食材
 スイカ・玉葱・セロリ・空豆
 トウモロコシ・瓜・ゴーヤ・アスパラ
 豆もやし・トマト・蕎麦・冬瓜
 大根・小豆・ハトムギ


◇発汗作用があり、香りの良い食材
  ネギや旬の新生姜・山椒や茗荷
 パクチー


胃の不快が気になる方は柔らかいカボチャやスープ、山芋のすりおろし(とろろ)、乳酸キャベツ(ザワークラウト)、新じゃが芋などが優しく作用します。
お茶はトウモロコシのひげ茶、ジャスミン茶などがお勧めです。

雨季のお献立 3パターン

◇パターン1
・トマトの麻婆豆腐
・豆もやしとパクチーのナムル
・ハトムギとトウモロコシのひげ茶


◇パターン2
・おろし豚天蕎麦
・アスパラと新玉葱のお浸し
・小豆のジャスミン茶ぜんざい


◇パターン3
・とろろ卵ごはん  ・乳酸キャベツとささみの白和え  ・新じゃがと葱のお味噌汁


体に水分を取り入れたら運動やお風呂で汗をかくなどして循環を良くし、
出来るだけ水はけの良い体作りを心がけて下さい。


井澤 由美子

料理家。調理師、国際中医薬膳師、国際中医師
NHKカルチャー薬膳講師
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理に定評がある。
醗酵食レシピの開発はライフワーク、薬膳に造詣が深い。
レモン塩、乳酸キャベツブームなどの火付け役としても知られています。
NHK「きょうの料理」「あさイチ」、「趣味どきっ!」「ライフ」などの料理番組他、企業CM、商品開発、雑誌、カタログ、イベント、書籍、発酵レストランなどのプロデュースを手掛ける。

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