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<団体参加レポート>小学校・中学校・高等学校

2024年10月1日(火)


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栽培を通して、様々な学びを。


大豆・ごまの栽培を通して、食の大切さを学ぶだけでなく、
なぜ、発芽には水が必要なのか。植物の生長には、日の光や空気がどう影響するのか。たくさん収穫するためには、何が必要なのかなど、
植物が発芽し、成長するまでの理解を深めていただくことができます。
また、土と触れ合い、植物を自分の手で育てることが、心の成長にもつながると考えています。

活用事例

◆5年生の理科「植物の発芽と成長」の学習と並行し栽培
大豆をたくさん収穫するにはどうしたらいいのだろう?
というテーマで話し合い、実際に植えたり観察したりさせていただきました。
猛暑によりプランターに植えた大豆が一度枯れてしまい、
残った種子を7月初旬に畑に植え替え、少量収穫までこぎつけました。


◆条件の違いが、成長にどう影響するかを観察する
・1人1ポットに種を3つ植えました。
種を見るなり「豆撒きの豆やー」「食べたい!」などの声が聞かれました。
余った種は、プランターで植えました。
暑すぎたためか、蒔く時期が少し遅れたためか、発芽後の成長が遅かったように思います。
間引いて、畑に植え替えました。ピンク色の小さな花が咲きました。
プランターより畑に植え替えたものの方がしっかり育ちました。

・小さな黒ポットに3粒ずつ植えました。みんなで協力して土を入れて、大豆を埋めて、水をやりました。
芽が出るのが早く、伸びるのも早かったです。廊下で育てたものより、外の軒下で育てた物の方が青々としていました。
もったいないと言いながらみんなで抜きました。初めは芽が出た3つともそのまま植えましたが後で抜きました。
初めて見た!と言う子がほとんどでした。
ようやくみんなの知っている形になりました。
それはもう大満足して持って帰りました。一粒からこんなに出来るんだなぁと言う声も聞きました。


収穫し、加工を学ぶ
今は大豆になっております。
これをきな粉にするかどうするか、
教育の活用をする予定です。


苦労した点


◆大豆収穫出来ず、残念でした。
発芽せず、実にならなかった。
大豆難しいですね。

◆3~6年生まで大豆をお世話しました。
6年生は1人1鉢行ったのですが、
実がならなくて、
大豆からさやと学ぶことが出来て
子供たちもいい機会となりました。
収穫こそ出来ませんでしたが、
いい経験になったと思います。

◆やはり温暖化で大豆がならない所もあったが、
何か所かに分けて植えたことで、
日当たりの悪い、木の多い、水分が多いところの大豆は
収穫出来ました。

◆大豆発芽せず、4~5本生き残ったが
発芽せず、実にならなかった。
今まで簡単に出来ていた気がしたが、大豆が出来ず、
農家の方に聞いたが収穫するのが難しいですと言われました。
農家さんでも収穫するのが難しいのだと思いました。

乾燥に弱い大豆。土が乾くと枯れてしまったり、実がなっても小さくなってしまうそうです。
プランター栽培の場合は、特に土の表面が乾かないよう、たっぷりと水をあげるのが大切です。

枯れてしまっても、なぜ枯れたのかを考えることで、学びにつなげていただければ嬉しいです。






【参加校一覧】(順不同)
和歌山市立高松小学校・和歌山市立雑賀小学校・和歌山市立中之島小学校・和歌山市立楠見東小学校・和歌山市立山東小学校・和歌山市立加太小学校・和歌山市立藤戸台小学校・和歌山大学教育学部附属小学校・御坊市立名田小学校・岩出市立根来小学校・海南市立南野上小学校・橋本市立柱本小学校・橋本市立高野口小学校・みなべ町立岩代小学校・那智勝浦町立勝浦小学校・和歌山県立有田中央高等学校・和歌山県立南部高等学校・紀北農芸高等学校・慶風高等学校