AWARD2019年度. 認定製品

満開の桜の下に立って耳を澄ますと、ミツバチの羽音が聞こえます。ああ！うちの子達がここに来てるんだな～と嬉しくなります。ミツバチ達は盛んに飛び回って一所懸命に蜜を集めています。いよいよ待ちに待った、忙しくも楽しい季節の到来です。

ひと昔前まで、春の景色の代表と言えばレンゲ畑でした。そのレンゲも今では私達の周りからすっかり姿を消してしまいました。宝塚はちみつでは、養蜂場近辺の農家の方々にお願いしてレンゲの種を蒔かせてもらっています。写真は動力噴霧器、これにレンゲの種を入れて蒔くのです。これにレンゲの種を入れると１２、３キロの重さになります。これを肩に担いでモーターを回し、種を遠くまで噴射するのです。これを買う前は全て手で蒔いていましたが、とんでもない重労働でした！若い頃かなりハードな武道をやっていたので体力には自信があります。つくづくやっていて良かった！と今思います。

昨年の秋に蒔いた種からレンゲの花が咲きました。毎日様子を見に行っては、成長を楽しみにしていたのです。花にミツバチが群がっています、きっとうちの蜂たちでしょう。

レンゲ畑が広がっています。満開のレンゲの中に座ると、小さいころ近所の子たちと畑の中で転げまわったり、花を摘んだりして遊んだことを懐かしく思い出します。
いつか近い将来、この辺り一帯をレンゲの花で埋め尽くすのが夢なのです。

29年5月、宝塚はちみつでNHKテレビの撮影が行われました。写真は、レンゲ畑にレポーターの女性を案内したところです。住谷さんという若いレポーターさんは、レンゲ畑を目にしたのは初めてとの事で、目を丸くして驚きの連続でした。

養蜂場に帰って、採れたての蜜を搾りました。
住谷さん、搾り器から出て来る蜂蜜の澄んだ色と豊かな香りにびっくりです！
一日かけて撮影され「ぐるっと関西おひるまえ」にて関西全域で放映されました。タイトルは「本物の蜂蜜とは」です。
採れたての「春一番」をスタジオに持って行き、司会の太平さぶろうさんにも味わって頂きました。