AWARD2023年度. 認定製品

海洋深層水とは、一般的に『太陽光が届かず、表層の海水と混ざらない深さにある海水』のことを言います。具体的には、水深２００ｍよりも深いところにある海水のことを指し、その総水量は地球に存在する海水の約９５％を占めるとも言われています。
海洋深層水には、年間を通して１３～１４度を保ち（低温安定性）、生命活動に欠かせない無機栄養塩類が多く含まれ（富栄養性）、陸水や大気からの化学物質に汚染される機会が極めて少ない（清浄性）という特性があります。

人にも環境にもやさしい製塩法
　数ある製塩方法の中で、この地域の気候条件にあった独自の新製法で
　独自の真空釜を開発し、低温で煮詰めています。
　その低温で煮込むことで、ミネラルを残し味にもまろやかさを出すことができます。
　また、設備上品質の安定性も非常に優れています。

　製塩時に発生する水蒸気は、すべて熱交換器を通して液化することにより、塩害の要因ともなる水蒸気を排出しないシステムを構築し、この地域の豊かな自然環境にも出来る限り配慮しています。
　また、独自の真空釜を使用することで、同じ海水直煮製塩法の平釜炊きあげ製法に比べ、燃焼効率も高く、地球温暖化にもつながるCO２の排出削減にも寄与しています。